FOLIO ROBOPRO はAIが自動でリバランスをしてくれるロボアドバイザーです。
米国市場に上場する8つのETF(上場投資信託)を通じて、株式・債券・金・不動産に分散投資しています。異なる値動きをする資産を組み合わせることで、リスクを抑えながら運用する仕組みです。
この記事では、ROBOPROが投資する8つのETFの特徴と、運用を通じて感じる各ETFの役割をわかりやすく解説します。
- ETFとは何か
- ROBOPROが投資する8つのETFの一覧
- 各ETFの特徴と役割
- なぜ8つの資産に分散するのか
実際に運用している記録も公開していますので、気になる方は以下の記事もあわせてご覧ください。
ETFとは?
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で「上場投資信託」と呼ばれます。
株式のように証券取引所に上場されており、リアルタイムで売買できる投資信託です。複数の銘柄をまとめてパッケージにした商品なので、1つ買うだけで多くの銘柄に分散投資できるのが特徴です。
例えばVTIというETFを1つ買うだけで、米国の約3,500銘柄の株式に同時に投資できます。個別株を1社ずつ買うよりはるかに効率的に分散投資ができます。
ROBOPROはこのETFを8種類組み合わせて運用しており、AIが相場を先読みして毎月最適な配分比率に自動調整します。
ROBOPROが投資する8つのETF
ROBOPROの投資先は以下の8つのETFです。
| 資産クラス | ETF | 銘柄名 |
| 米国株式 | VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF |
| 先進国株式(除く米国) | VEA | バンガード・FTSE先進国市場ETF |
| 新興国株式 | VWO | バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF |
| 米国債券 | BND | バンガード・米国トータル債券市場ETF |
| 新興国債券 | EMB | iシェアーズ JPモルガン米ドル建て新興国債券ETF |
| ハイイールド債券 | HYG | iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF |
| 金 | GLD/GLDM | SPDRゴールド・シェア/SPDRゴールド・ミニシェアーズ |
| 不動産 | IYR | iシェアーズ 米国不動産ETF |
ETFの詳細解説
ここからは、ROBOPROが投資する8つのETFを1つずつ解説します。それぞれの役割を理解することで、ROBOPROがどのように分散投資を実現しているかがわかります。
株式(VTI・VEA・VWO)
VTI|バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
バンガード社が運用する米国株式ETFです。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する約3,500銘柄をカバーしており、米国株式市場全体に投資できます。大型株から中小型株まで幅広く含まれているのが特徴です。
特徴・リスク
米国経済全体の成長を取り込める一方、投資先が米国に集中するため、米国市場が下落した場合は大きく影響を受けます。また情報技術セクターの比率が高く、テクノロジー株の動向に左右されやすい面があります。
ポートフォリオの中核となる「攻め」の資産だと思います。相場が上昇局面のとき、AIがVTIの配分比率を高めることで収益を狙えるのではないかと感じています。
VEA|バンガード・FTSE先進国市場ETF
バンガード社が運用する先進国株式ETFです。日本・英国・フランス・ドイツ・オーストラリアなど米国以外の先進国約3,700銘柄に投資します。投資先の中では日本株の比率が最も高くなっています。
特徴・リスク
米国株への集中リスクを分散できる一方、米国市場と比べると成長率が低い傾向があります。また為替リスク(ドル以外の通貨変動)の影響も受けます。
VTIと組み合わせることで株式の地域分散が実現できているのではないかと思います。米国以外の先進国経済の動きも取り込める「攻め」を補完する資産かなと感じています。
VWO|バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
バンガード社が運用する新興国株式ETFです。中国・インド・台湾・ブラジルなどの新興国市場に投資します。高い経済成長が期待できる国々の株式をまとめて保有できます。
特徴・リスク
新興国は経済成長率が高い一方、政治リスクや通貨リスクが大きく、値動きが先進国株より激しい傾向があります。
先進国だけでなく新興国の成長も取り込める点が魅力だと思います。ROBOPROの運用記録を見ていると、新興国株の配分が増える時期もあり、AIがしっかり世界全体を見ながら判断しているように感じています。
債券(BND・EMB・HYG)
BND|バンガード・米国トータル債券市場ETF
バンガード社が運用する米国債券ETFです。米国の国債・社債・政府機関債など幅広い債券に投資します。株式と異なる値動きをするため、ポートフォリオ全体のリスクを下げる効果が期待できます。
特徴・リスク
株式と比べてリターンは低めですが、安定した利息収入が見込めます。金利が上昇する局面では債券価格が下落するリスクがあります。
株式が下落する局面でポートフォリオを守る「守り」の役割を担っていると思います。ROBOPROが相場の急変時に安定性を保てているのは、BNDのような債券ETFが含まれているからではないかと感じています。
EMB|iシェアーズ JPモルガン米ドル建て新興国債券ETF
ブラックロック社が運用する新興国債券ETFです。新興国が発行した米ドル建ての債券に投資します。米ドル建てのため為替リスクが抑えられている点が特徴です。
特徴・リスク
新興国債券は先進国債券より利回りが高い一方、新興国特有の政治リスクや信用リスクがあります。BNDと比べるとリスクは高めです。
BNDより高い利回りを狙いながら、新興国への分散も実現できる資産ではないかと思います。「守り」の中にも「攻め」の要素を加えるような役割をしているのではないかと感じています。
HYG|iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
ブラックロック社が運用するハイイールド債券ETFです。信用格付けが低い企業が発行する高利回りの社債に投資します。通常の債券より高いリターンが期待できる一方、発行企業の経営悪化による債務不履行リスクがあります。
特徴・リスク
景気が悪化すると株式と同様に値下がりしやすく、純粋な「守り」の資産とは言い切れない面があります。
高い利回りが魅力の一方、リスクも相応にある資産だと思います。ROBOPROがHYGをどのタイミングで組み入れるかは、AIの判断次第ですが、相場環境によって配分が大きく変わる印象があります。
金(GLD/GLDM)
GLD/GLDM|SPDRゴールド・シェア/SPDRゴールド・ミニシェアーズ
ステートストリート社が運用する金ETFです。GLDは世界最大の金ETFで流動性が高く、GLDMはその低コスト版として後から設定されました。株式や債券とは異なる値動きをする金に投資することで、ポートフォリオ全体の安定性を高める効果が期待できます。
特徴・リスク
インフレや地政学的リスクが高まる局面で価格が上昇しやすい傾向があります。一方、金利が上昇する局面では価格が下落しやすいという特徴があります。
株式・債券どちらとも異なる値動きをする金は、ポートフォリオの「保険」的な役割を果たしているのではないかと思います。ROBOPROの運用記録を振り返ると、相場が不安定な時期に金の配分が増えている印象があり、リスクヘッジとして機能しているのではないかと感じています。
不動産(IYR)
IYR|iシェアーズ 米国不動産ETF
ブラックロック社が運用する不動産ETFです。米国のオフィス・住宅・ホテル・商業施設などに投資するREIT(不動産投資信託)をまとめて保有できます。株式とも債券とも異なる値動きをするため、分散効果が期待できます。
特徴・リスク
金利上昇局面では不動産価格が下落しやすく、景気変動の影響も受けやすいです。一方、比較的高い分配金が見込める資産でもあります。
株式・債券・金とは異なる値動きをする不動産を加えることで、ROBOPROの分散効果がさらに高まっているのではないかと思います。8つの資産の中でもユニークな存在だと感じています。
※各ETFの情報は変更される場合があります。最新情報は各運用会社の公式サイトをご確認ください。
8つのETFを組み合わせる理由
ROBOPROが8つの異なる資産に分散投資する理由は、それぞれの資産が異なる値動きをするからだと思います。
株式が下落する局面では債券や金が上昇しやすく、新興国株が低迷する時期には先進国株が安定していることがあります。
このように値動きの異なる資産を組み合わせることで、一つの資産が大きく下落しても、全体への影響を抑える効果が期待できます。
さらにROBOPROはAIが相場を先読みして、毎月この配分比率をダイナミックに調整します。
相場環境に応じて「攻め」と「守り」を切り替えることで、長期的なリターンを追求しながらリスクを抑える運用を目指していると感じます。
まとめ

ROBOPROが投資する8つのETFについて解説しました。
- ROBOPROは株式・債券・金・不動産の8つのETFに分散投資
- 値動きの異なる資産を組み合わせることでリスクを抑える
- AIが毎月配分比率をダイナミックに調整
- 相場環境に応じて「攻め」と「守り」を切り替える
2022年からROBOPROを運用していますが、8つの資産に分散されているおかげで、相場が急落した局面でも他の投資と比べてダメージが少なかった印象があります。
一つの資産に集中せず、幅広く分散するという考え方はROBOPROの大きな魅力だと感じています。
実際の運用成績を公開しているので、始める前の参考にしてもらえれば嬉しいです。



