「ロボアドバイザーって聞いたことあるけど、ROBOPROって何が違うの?」 そんな疑問を持った方に向けて、この記事ではFOLIO ROBOPROについて解説します。
投資の知識がなくても始められる理由や、他のロボアドバイザーとの違いまで、順を追って説明していきます。
ROBOPROとはどんなサービス?
FOLIO ROBOPROは、株式会社FOLIOとAlpacaTech株式会社が共同開発した投資一任型のロボアドバイザーです。
AIが金融市場を先読みしながら、自動で投資配分を変更して運用を行うのが最大の特徴です。
「投資一任型」とは、運用のすべてをROBOPROに任せられるという意味です。
銘柄を選んだり、売買のタイミングを考えたりする必要はありません。入金したらあとはROBOPROが自動で運用してくれます。
投資対象は米国の金融商品取引所に上場しているETFで、最大8種類に分散投資します。そしてAIが毎月相場を分析し、投資配分を自動で変更(リバランス)します。
相場が急変した場合は臨時でリバランスも行われるため、常に相場の変化に対応した運用が続きます。
リバランスの詳細や、AIがどのように相場を予測しているかは後ほど詳しく解説します。
- 2020年1月 サービス開始
- 2025年10月 ROBOPROの預かり資産1,000億円突破
- 金融庁「2022年末までのロボアドバイザーの過去3年間パフォーマンス」第1位
- 日経トレンディ「2025年ロボアド大賞」受賞
- 2026年4月 FOLIOホールディングス総取扱資産残高1兆円突破
- 2026年3月末時点の運用パフォーマンス:約+162.93%
一般的なロボアドバイザーとの違い
ROBOPROはよく「ロボアドバイザー」と紹介されますが、一般的なロボアドバイザーとは運用の仕組みが大きく異なります。
一般的なロボアドバイザーは、最初にリスク許容度を診断し、あらかじめ用意されたコースの中から投資配分が決まります。
一度決まった配分は運用コースを変えない限り大きく変わることはなく、どちらかというと「静的な運用」です。
一方ROBOPROは、AIが毎月相場を分析して投資配分をダイナミックに変更します。
株式が上がりそうな局面では株式の比率を高め、下落が予測される局面では金や債券の比率を上げるなど、相場に合わせて柔軟に対応する「動的な運用」です。
| 一般的なロボアドバイザー | ROBOPRO | |
|---|---|---|
| 運用スタイル | リスク許容度に応じたコース選択 | AIが毎月投資配分を変更 |
| 投資配分の変更 | ほぼ固定 | 毎月+急変時は臨時で変更 |
| 相場への対応 | 受動的 | 能動的 |
| 判断の主体 | アルゴリズム(固定) | AI(相場予測・毎月更新) |
この「動く運用」こそがROBOPROの最大の特徴であり、一般的なロボアドバイザーとの大きな違いです。相場に応じて柔軟に動けるかどうかで、長期的なパフォーマンスに大きな差が生まれる可能性があります。
ROBOPROの3つの特長

ROBOPROがなぜ一般的なロボアドバイザーと異なるパフォーマンスを出せるのか。その理由が以下の3つの特長に凝縮されています。
AIによる将来予測
ROBOPROのAIは、40種類以上のマーケットデータを使い、約1,000種の特徴量を組み合わせて多角的に金融市場を分析・予測しています。
ポイントは「先行性の高いデータ」だけを厳選して使っている点です。実際の景気より先に動くデータを分析することで、相場の変化を事前に捉えることが期待できます。
株価が動いてから対応するのではなく、動く前に備えるイメージです。
合理的な投資判断
投資において人間の最大の弱点は「感情」です。
相場が下がると不安になって売ってしまったり、上がると強気になりすぎたり。こうした感情による判断ミスが、長期的なパフォーマンスを下げる原因になることがあります。
ROBOPROはAI技術と伝統的な金融工学理論を融合させた合理的な投資判断プロセスで運用します。感情に左右されず、定量的な視点で冷静な判断を続けられるのがAIならではの強みです。
分析・予測精度の継続的な向上
市場動向は刻一刻と変わります。ROBOPROのAIは市場の傾向や変動要因の分析・学習を定期的に行うため、年月の経過とともに分析と予測の精度のさらなる向上が期待されます。
その間、何もする必要がありません。すべてROBOPROが自動で対応してくれます。
個人的には、運用を続けるほどAIが成長していく可能性があるという点も、ROBOPROの魅力のひとつだと感じています。
投資対象のETFについて
ROBOPROが投資する対象は、米国の金融商品取引所に上場している最大8種類のETFです。
株式・債券・不動産・金と、値動きの異なる資産に分散投資することで、一つの資産が下落しても他の資産でカバーできる仕組みになっています。
| 資産クラス | 特徴 |
|---|---|
| 米国株式(VTI) | 米国市場全体に投資 |
| 先進国株式(VEA) | 米国以外の先進国株式に投資 |
| 新興国株式(VWO) | 成長が期待される新興国の株式に投資 |
| 米国債券(BND) | 米国国債に投資・比較的安定 |
| 新興国債券(EMB) | 新興国の債券に投資 |
| ハイイールド債券(HYG) | 高利回りの社債に投資 |
| 不動産(IYR) | 不動産関連資産に投資 |
| 金(GLD/GLDM) | 有事に強いとされる金に投資 |
AIが相場を予測しながらこれら8種類の配分を毎月調整してくれるので、自分で投資先を選ぶ必要がなく、幅広い資産に自動で分散投資できます。
各ETFの詳細については以下の記事で詳しく解説しています。
ROBOPROにかかるコストについて
ROBOPROにかかる費用は運用報酬料のみです。申込・積立・解約・出金などの手数料はすべて0円なので、余計なコストを気にせず運用に集中できます。
運用報酬料
運用報酬料は毎月末に預かり資産から自動的に差し引かれるため、別途支払いの手続きは不要です。運用資産の時価評価額に対して以下の率を乗じた金額が徴収されます。
| 運用資産 | 年率 |
|---|---|
| 3,000万円以下の部分 | 年率1.00%(税込1.10%) |
| 3,000万円を超える部分 | 年率0.50%(税込0.55%) |
分配金
投資対象のETFから分配金が発生した場合は、リバランス時に再投資されます。ただし報酬への充当等の目的で、現金のまま保有される場合があります。
調整売買
積立で入金があった際に、現金比率を調整するための取引が発生することがあります。定期リバランスとは別のもので、資産構成への影響がなるべく小さくなるよう行われます。
実際に運用している筆者の、運用報酬料・分配金・口座入金の推移を実績記事で公開しています。あわせてご覧ください。
ROBOPROが向いている人・向いていない人
「自分に合っているかな?」と迷っている方のために、向いている人・向いていない人をまとめました。
- 相場に張り付く時間がない人
- 感情に左右されず運用したい人
- 長期で資産形成したい人
- 新NISAを活用しつつ余裕資金で運用したい人
- 株式比率が高くなりすぎて気になる人
普段から仕事や育児で忙しい方にとって、相場を気にせず運用できる環境は大きなメリットだと思います。
私自身も新NISAでインデックス(投資信託)と個別株を運用しているため、ポートフォリオ全体の株式比率が高くなっています。
そこでROBOPROを取り入れることで、新NISAでは運用していない債券・金・不動産にも分散投資できるようにしました。
株式市場が大きく下落した局面でも、ROBOPROの下落率は抑えられる場面が多く、心の余裕を持って運用できると感じています。
- 自分で銘柄を選びたい人
- 手数料をとにかく抑えたい人
- 短期で利益を出したい人
- 新NISAをまだ活用していない人
特に新NISAをまだ活用していない方は、まずそちらを優先することをおすすめします。
ROBOPROは特定口座での運用となるため、新NISAとの使い分けを意識しながら、自分の投資スタイルに合ったサービスを選ぶことが、長く続けられる一番の近道だと思っています。
まとめ

ROBOPROは、AIが相場を先読みして自動で投資配分を変更する投資一任型ロボアドバイザーです。感情に左右されず、相場に張り付くことなく長期で資産形成できる点が最大の魅力だと感じています。
一般的なロボアドバイザーと異なり、毎月AIが投資配分をダイナミックに変更するため、あらゆる相場環境に対応できる柔軟性があります。
新NISAとの使い分けを意識しながら、余裕資金での運用先として検討してみてはいかがでしょうか。
| サービス名 | ROBOPRO(ロボプロ) |
| ロボアドの種類 | 投資一任型 |
| 運営会社 | 株式会社FOLIO AlpacaTech株式会社との共同開発 |
| 投資対象 | 米国ETF ニューヨークまたはNASDAQに上場 |
| 最低投資金額 | 10万円 |
| 最低積立金額 | 1万円 |
| 利用手数料 | 預かり資産の1.1%(年率・税込) 3,000万を超える部分は0.55%(年率・税込) |
| 出金手数料 | 無料 |
| 公式サイト | FOLIO ROBOPRO |
実際の運用実績や口座開設の方法は以下の記事をあわせてご覧ください。




